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WORKSHOP

ワークショップ…体験型講座

様々なワークショップを見聞きしてきた。

ダンスワークショップは、主催もするし、企業のPRを目的としたダンスワークショップやメディアが主催するダンスワークショップ、学校や自治体が主催するワークショップの運営やダンス講師のキャスティング、集客、取材など様々なカタチで携わっている。

ダンス業界で飯を食うようになって20年弱。

ストリートダンスが習い事となり、ダンスがビジネスとなるのを見てきた。

ダンスワークショップは、シンガーやラッパーにとってのライブのようなモノだなあと感じる。

アーティストが演奏し歌い、観客が歌に合わせて身体や声で盛り上げるのがライブ。

ライブ会場はアーティストと観客が一体となってその空間を作り上げる。

ダンスワークショップは、もちろんダンスのレッスンなのだが、ダンスの講師と一緒に受講者が踊る、一体となってその空間を作り上げている。ダンス講師が放つパッションを身体に受けて、受講者も心も身体も解放しダンスを楽しんでいる。

この感覚、この考えが強くなったのは、2011年に行われたマイケル・ジャクソン トリビュート・ライブの出演権をかけたダンスオーディションの取材。わたくしは、ダンスオーディションの審査委員長を務めたKENTO MORIのインタビュー、日本武道館で行われたワークショップ型オーディション、そして、2011年12月13日に国立代々木競技場 第一体育館で行われたライブを見させて頂いた。

KENTO MORIを迎え日本武道館で行われたワークショップ型オーディションを見た時に、「この一体感はライブだな」と改めて強く感じた。もちろんダンサーの選考を行ったKENTO MORIのエネルギーが日本武道館に集まったダンサーたちをKENTO MORIワールドに誘い、一体感をもたらしていたのは間違いない。KENTO MORIとオーディション参加者数百人が踊る姿は圧巻であり、参加者はハツラツとした顔でダンスを踊る。

わたくしは、レコード会社のプロモーションも多く請け負ってきた。

CDのリリースパーティーを運営したり、ストリートプロモーションを行ったり、リリースしたアーティストの全国ライブツアーも組んだりした。

アーティストはライブで全国を回る。

ダンサーはワークショップで全国を回れば良いと思ったのだった。

この企画に賛同してくれたのが、女性向けの時計ブランドBABY-G。

全国ツアーまでは行かないが、契約アンバサダーに、北海道、東京、愛知、兵庫、沖縄とダンスワークショップを行ってきた。今年の春には関東の高校ダンス部でも行う予定だったが、新型コロナウィルス感染症の影響で一旦保留にしている。

アーティストの全国ライブツアーは、新譜をリリースするタイミングで全国を回る。

CD、配信の販促の為。もちろんアーティスト個人を知ってもらい、ファンを増やすためでもある。

ダンサーは、ダンスに権利をつけて売ることが難しい。

殆どのダンサーが既存のアーティストの楽曲で踊っている。

アーティストに著作権のある楽曲で踊るので、ダンサーのオリジナルとして動画を売ることはできない。

けど、ダンサーを知ってもらい、ファンを増やすことには少し影響があるだろう。

全国ツアーとファン作りのために、グッズも販売した方がいい。

最近はダンサーのオリジナルTシャツなどのグッズを作る人も増えてきた。

オリジナルブランドと、ワークショップ限定のグッズを作り販売する。

新型コロナウィルス感染症を経験し、たくさんの発見があった。

元々オンラインレッスンや動画配信はあったが、その場で得られるパッションやダンサーが放つ雰囲気を実体験できないウィブ上のレッスンは、中級者以上にはなかなか受け入れられなかった。

もちろんダンス講師側もウェブ上のレッスンを積極的にやろうという人はそこまでいなかった。

今回、緊急事態宣言が発動された4月から、オンラインでのレッスンやコンテスト、バトルなどが行われ、改めて気が付く欠点と新たな時代に進化していく利点を発見した人が多い。

ダンスワークショップは、現地スタジオで受講する人と、オンラインで受講する人と2方向から募ることが主流になるべきだ。ダンス講師のギャラも上がっていくし、受講希望者は世界中で募ることができる。今回のStay home期間にリモートワークやリモート授業を受けた人の中には、移動するという無駄な時間、移動にかかる無駄なお金、決められた時間にしか受けられないという時間の拘束から開放されていく未来を想像しただろう。

選択が広がる未来

BABY-Gダンサー行う高校ダンス部向けのワークショップは、まだ当面は行わない方がいいと思っている。地域によるが5月いっぱい学校は休業になり6月は分散登校で、遅れをとった授業やできうる学校行事を優先すべき。

弊社では、8月15日カルッツかわさきで開催するダンスイベント 「CULTTZ STREET」のPRイベントとしてダンスワークショップを企画し、5月から合計4本予定していたが、延期を決定し8月1日に3本、8月5日1本開催する。

現在、現地スタジオ受講者は定員25名。200名集客可能なスタジオで開催。
そして、同時刻に配信するオンライン受講者も募集していいる。

↑WS詳細&申込はこちらのサイトから↑

新型コロナウィルス感染予防対策も万全に行う。

途中からメモ書きのように、箇条書きとなってしまった。本日の記録も書こうと思ったが、ダンスワークショップの内容だけで結構長文になったので、記録はまた今度

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